TY - ADVS
T1 - 灯台の記憶
T2 - ワグラン島灯台
A2 - Guo, Yunting
A2 - Ching, Steve
A2 - He, Joe
A2 - Guo, Jingyi
A2 - Taga , Yumi
A2 - Ohnishi, Lan
A2 - Jiang, Ruihua
A2 - Xue, Qiuli
A2 - Leung, Anthony
N1 - Record validation is based on the information provided by the researcher(s) concerned. Suggestions for further amendments or supplementary information can be sent to [email protected].
PY - 2021/8
Y1 - 2021/8
N2 - この作品は、イギリス植民地時代の香港で、1893年に点灯したワグラン島灯台に関連する人々の記憶や記録を集めたドキュメンタリーで、日本語版の他に中国語(普通話)版があります。日本語版の『灯台の記憶:ワグラン島灯台』は、香港政府の運輸及房屋局「海運及空運人才培訓基金」の助成を受けて香港海事博物館と共催した学術セミナー『暗闇に見る:香港の港と灯台』(2021年5月1-2日)のために制作して上映した作品『燈塔記憶:横澜島燈塔』に、日本語の字幕とナレーションを付けたものです。英語、中国語の普通話、中国語の広東語、日本語の4言語にまたがる灯台の記憶や記録は、香港城市大学 人文社会科学部 メディア・コミュニケーション学科、翻訳言語学科、並びに香港城市大学 邵逸夫図書館の学際的な連係による調査研究で鮮やかに蘇り、植民地の中で育まれたイギリス人灯台守と蛋家【たんか】(海人【あま】)と呼ばれた水上生活者たちとの美しい絆紐を見せてくれます。映像にして紹介した史料の中には、佐賀県立図書館寄託で公益財団法人鍋島報效会が所蔵する、香港の中国語新聞『遐邇かじ貫かん珍ちん』(1856年5月1日、モリソン教育協会発行、英華書院印刷)の書写があります。この新聞は、海上の船を導くための建物の用語として、初めて「燈塔【とうとう】」という言葉を記載した大変貴重な史料です。さらにこの書写にあっては、中国語史料であると同時に朱墨で訓点を加えた漢文訓読語としての日本語史料でもあり、保存状態も良く、その筆は繊細です。またこの書写を見れば、まだ灯台を見たことがないイギリス領香港の人々の灯台に対する認識や、その香港から発信されるニュースに強い関心を寄せていた日本人が幕末にいたことを窺い知ることができるでしょう。こうした国際的で革新的な取り組みは、香港城市大学 邵逸夫図書館の『伝統文化遺産保存と伝承』–「灯台遺産学術調査コネクションズ」(LHRC)が主導するものの一つであり、LHRCは、2021年6月に、「革新的国際図書館プロジェクト」として『2021年アメリカ図書館協会 会長賞』を受賞しています。アスペクト比 16:9言語・字幕:日本語上映時間:24分発行人:香港海事博物館、香港城市大学助成団体・基金:中華人民共和国香港特別行政区政府 運輸及房屋局「海運及空運人才培訓基金」ナレーター (日本語):多賀友美日本語翻訳:大西蘭、多賀友美撮影&編集:郭雲婷、郭靜儀、蒋瑞華(香港城市大学人文社会科学部メディア・コミュニケーション学科)プロデューサー:景祥祜(香港城市大学邵逸夫図書館) エクゼクティブ・プロデューサー:何舟(香港城市大学人文社会科学部メディア・コミュニケーション学科)DVD制作:香港城市大学邵逸夫図書館&香港城市大学人文社会科学部メディア・コミュニケーション学科
AB - この作品は、イギリス植民地時代の香港で、1893年に点灯したワグラン島灯台に関連する人々の記憶や記録を集めたドキュメンタリーで、日本語版の他に中国語(普通話)版があります。日本語版の『灯台の記憶:ワグラン島灯台』は、香港政府の運輸及房屋局「海運及空運人才培訓基金」の助成を受けて香港海事博物館と共催した学術セミナー『暗闇に見る:香港の港と灯台』(2021年5月1-2日)のために制作して上映した作品『燈塔記憶:横澜島燈塔』に、日本語の字幕とナレーションを付けたものです。英語、中国語の普通話、中国語の広東語、日本語の4言語にまたがる灯台の記憶や記録は、香港城市大学 人文社会科学部 メディア・コミュニケーション学科、翻訳言語学科、並びに香港城市大学 邵逸夫図書館の学際的な連係による調査研究で鮮やかに蘇り、植民地の中で育まれたイギリス人灯台守と蛋家【たんか】(海人【あま】)と呼ばれた水上生活者たちとの美しい絆紐を見せてくれます。映像にして紹介した史料の中には、佐賀県立図書館寄託で公益財団法人鍋島報效会が所蔵する、香港の中国語新聞『遐邇かじ貫かん珍ちん』(1856年5月1日、モリソン教育協会発行、英華書院印刷)の書写があります。この新聞は、海上の船を導くための建物の用語として、初めて「燈塔【とうとう】」という言葉を記載した大変貴重な史料です。さらにこの書写にあっては、中国語史料であると同時に朱墨で訓点を加えた漢文訓読語としての日本語史料でもあり、保存状態も良く、その筆は繊細です。またこの書写を見れば、まだ灯台を見たことがないイギリス領香港の人々の灯台に対する認識や、その香港から発信されるニュースに強い関心を寄せていた日本人が幕末にいたことを窺い知ることができるでしょう。こうした国際的で革新的な取り組みは、香港城市大学 邵逸夫図書館の『伝統文化遺産保存と伝承』–「灯台遺産学術調査コネクションズ」(LHRC)が主導するものの一つであり、LHRCは、2021年6月に、「革新的国際図書館プロジェクト」として『2021年アメリカ図書館協会 会長賞』を受賞しています。アスペクト比 16:9言語・字幕:日本語上映時間:24分発行人:香港海事博物館、香港城市大学助成団体・基金:中華人民共和国香港特別行政区政府 運輸及房屋局「海運及空運人才培訓基金」ナレーター (日本語):多賀友美日本語翻訳:大西蘭、多賀友美撮影&編集:郭雲婷、郭靜儀、蒋瑞華(香港城市大学人文社会科学部メディア・コミュニケーション学科)プロデューサー:景祥祜(香港城市大学邵逸夫図書館) エクゼクティブ・プロデューサー:何舟(香港城市大学人文社会科学部メディア・コミュニケーション学科)DVD制作:香港城市大学邵逸夫図書館&香港城市大学人文社会科学部メディア・コミュニケーション学科
KW - LHRC
KW - Waglan Island Lighthouse
KW - Charles Beatty Allenby Haig Thirlwell
KW - David Marr Henderson
UR - https://www.cityu.edu.hk/cityvod/video/play/LIB/lighthouse_memories_Waglan_jp.aspx
M3 - RGC 43 - Film, video
PB - City University of Hong Kong
CY - Hong Kong
ER -