日本の文学・文化は、古来、中国の文学・文化の大きな影響を受けて発達してきた。ところが、近世、ナショナリズムに目覚めた日本の学者たちは、中国の強い影響を受ける以前の日本古来の精神を追求し、それに復ること、いわゆる復古を大きな目標とした。その学風が近代になっても日本の学問を支配する。日本文学を学ぶものは、はじめは意識して中国文学から目をそらし、その後は、中国文学からの影響には気づかないまま日本文学を学ぼうとし、現在に至ってもそのような傾向が感じられる。その中にあって本書は、上代日本文学の核心をなす『古事記』、『日本書紀』、『萬葉集』、『祝詞』などの文献に見える作品や、歴史記事、さらに文字表記、訓法などを、漢籍との関係において改めて検証している。とりわけ従来あまり関心を寄せられなかった漢籍―緯書、本草書、敦煌願文などとの関係をも視野にいれて、それぞれの日本文学へ与えた影響について論じている。
| Translated title of the contribution | The Philological and Comparative Studies on Sino-Japanese Ancient Documents |
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| Original language | Japanese |
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| Place of Publication | 大阪市 |
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| Publisher | 和泉書院 |
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| Number of pages | 285 |
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| ISBN (Print) | 9784757605909, 4757605900 |
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| Publication status | Published - 26 May 2011 |
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| Name | 研究叢書 |
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| Publisher | 和泉書院 |
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| Volume | 420 |
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